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安坂神社式年御柱例大祭

- 安坂大明神安坂一郷の総社 -

木遣り 見どころ

 早朝より神社にて奉告祭を行い、九時に氏子、総代、区長、年番祭典係により、山より伐採された神木四本に薙鎌打ち込みの神事がとりおこなわれる。その後、神木を年齢性別を問わず氏子総出で木遣りや長持ち、宝船、竿などを先頭に、そろいの法被で曳いていく。建御柱として、本殿の四隅に神木を建てて終了となる。

釿始式 由来・歴史

安坂神社の創立は大同二年(807年)と言い伝えられ、以前は安坂大明神と称して安坂一郷の総社であった。承和四年(838年)には諏訪大社より鉾一本、鹿頭一頭、御神像及び御神馬一頭を授けられ、神宝とした。また、鎌倉幕府の下知により、式年造営御柱祭のための薙鎌を受けた。
神社は武門の崇敬が深く、安坂城築城にあたって、安藤加賀守の守護神として崇拝が篤く、神宮寺として安昌寺別当として管理した。
明治二年安坂大明神となり、さらに明治十六年安坂神社と改称した。

長持ち 長持ち

長野県東筑摩郡筑北村坂井5560

[開催日]
5月5日
[開催地区]
下安坂地区
[問い合わせ]
安坂神社
〒399-7711長野県東筑摩郡筑北村坂井5560
TEL 0263-67-2423

写真と本文■『信州 ふるさとのまつり』(ほおずき書籍/星雲社)より
信州大学人文学部教授 笹本正治 監修/長野県商工会青年部 編著